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上海留学覚書

上海の片田舎から日常生活(食事・酒・煙草・雑念など)について綴ります。

保安との会話

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保安との会話



マンションの管理は、数人の保安(警備員、呼びかける時は师傅と言う)がローテーションで24時間勤務で行っています。24時間といっても夜はおそらく仮眠はとれるでしょうし、最近は春節前で住人のほとんどが実家に帰り、人もまばらです。


保安も暇なのか、この前電話をかけてきて、まるで友達に聞くように「今、どこにいる?」と聞いてきました。
なんでそんな事を聞くのかと思っていると、帰省情況の確認をしていたようです。


私が「部屋にいますけど…。」というと「いつ帰るの?」と聞かれ、「春節明けです」と答えると、
「ここで年越すの?」とびっくりしていました。


前にも書きましたが春節は実家で過ごすのが当たり前ですから、なぜ帰らないのか疑問に思うようです。
いろいろと所用があって帰らないのですが、帰らない(帰れない?)要因の一つとして、春節期間のチケット高騰があります。実家で過ごす人が多いはずですが、日本へ行く人も多いようなのです。チケットの値段が上がると言うことは、それだけ需要があるということなのでしょう。そのおかげで私は帰れません…。


このような駄文を書いていたら、誰かがノックする音が、、、
ドアを開けてみると、保安が立っており「なんか焦げた匂いがしないか?」と聞いてきました。たしかに廊下には焦げた匂いがしましたが、食べ物の匂いがまじっていたので、誰かが料理中に何かを焦がしたようです。


学校は休暇中ですが、保安は仕事、お疲れ様です。聞いた話では春節期間中の仕事は、政府のお達しが出ており普段よりもだいぶ給料がいいようです。


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