猪排蛋饭(カツ丼)27元(約470円)
炸鱿鱼圈(イカのリング揚げ)18元(約312円)
疲れている時、落ち込んでいる時に食べると元気になります。熟悉的味道(馴染みのある味)はやはり気分的にも落ち着きます。いつも注文する店は、宿舎から約5分ほどの距離にあります。デリバリー専門ではなく、店舗もありつつ出前もやっているスタイルです。
お店は清潔で料理も、日本で同じものを出されても美味しく頂けるクオリティです。カツ丼はご飯と葱にしっかりとタレの味が染み込んでおり、カツもジューシーで美味です。イカのリング揚げも、外はサクサク、中は嚙みごたえがあり、味もしっかりしています。郊外の日本料理店の中(には味がイマイチな店もありますが)では、かなりクオリティが高いです。オーナーは日本人らしく、上海市内で複数の店舗を経営しているとのこと。なので材料の仕入れも問題なく、味のクオリティも保てるのかもしれません。
ちなみに、大众点评(大手口コミネットサイト)で上海エリアに設定し、「日本料理」と検索すると4007件、「日本菜」と検索すると4031件もヒットします。
上海の日本料理屋とその増加の推移は、2001年の中国のWTO加盟とそれに伴う日系企業の投資ブーム・日本人駐在員の急増と関係しているのですが、現在ではもはやそれと関係なく、店によってはお客の大多数が現地の人々で占められるように、「日本料理」がこちらの人々の食生活におけるジャンルの一つになっているようなのです。
また、メニューも豊富で、定食なども小鉢の数を増やしたり量を増やしたり、豪華に見せる工夫がなされるなど、現地の人々のニーズに合わせたものになっています。知り合いの上海人などは、よく日本料理屋に行っているようで、微信のモーメンツに日本料理の写真をたびたびUPしています。羨ましいかぎりです…