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上海留学覚書

上海の片田舎から日常生活(食事・酒・煙草・雑念など)について綴ります。

試験に出ない中国語3(月光族)

 

月光族(yue4 guang1 zu2)


直訳すれば、毎月の給料を使い切ってしまう人々です。


定職についている20代の未婚者に多いといわれています。職についているという点で、啃老族(親のスネをかじり続ける人々、“家事手伝い”・“自宅警備員”)とは異なります。もっとも、親と同居していれば食費は浮きますので、親に依存しているといえなくもないです。


大量生産・消費が続く社会では、人々の消費欲は留まるところを知りません。高級品から廉価品から粗悪品まで、スーパーやデパートに行かなくとも、いまやネットで、割安で簡単に手に入るようになりました(ネットショップでは常に何かのセールをやっています。もうセールとは呼べない状態です)。


人々は、欲しい物を欲しい時に割安の値段で購入できます。ただ、困ったことがあります。


お金がいくらあっても足りないのです。


ちなみに、上海で働く白领(ホワイトカラー)の昨年度の平均月収は、百度で“2013年上海平均工資”と検索すると、7112元(約11万7870円)なのだそうです。これは全国一位で、深圳(6787元/約11万2484円)と北京(5453元/約9万円)がそれに続きます。


また、昨年の应届毕业生新卒)の給料は4859元(約8万円)という結果もあります(こちらも全国一位)。


月光族の大半は、20代の未婚者ということですから、彼らは平均月に5000元以上消費するのでしょう。何に使うのか想像がつきません。月光族に出合ったら、根掘り葉掘り聞いてみたいと思います。


さて、このように給料を使いきってしまう背景には、定職を得ていて衣食の心配がないこと、多くが一人っ子で親達から溺愛されて育ち、自分(の欲望)優先の環境に慣れているからと考えられています。


このような刹那的な消費は、経済を循環させる上で必要なのかもしれませんが、この習慣を改めないと貯蓄のない老後生活を送ることになります。


かく言う私も“月光族”の一人です。私は学生でまだ職も得ていませんが、毎月のお金はなぜか残っていないことが多いです。その原因ははっきりしています。


残ったお金があれば、それを持って本屋に行くのです。本屋から出る時には、人民元は何冊かの本に変わっています…。


これではいけないと思い、最近家計簿をつけています。ちなみに、今週の消費額は今晩を残して、234元(約3878円)です。駐在員の方々からすると、ずいぶん少ないと感じるかもしれません。


これは、私が学生であることと、郊外在住であることが関係しています。学食で食べれば、割安ですし、郊外に住んでいれば基本的に遊ぶ所がないので、お金を使う機会も余りないのです。


私としては、学生として慎ましい生活をしていきたいと思います。たまに先生の奢りで美味しい料理が食べられればそれで満足です。

 

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