『南方周末』（毎週木曜発売、３元〔約50円〕）の表紙です。寮内にある超市（スーパー）のレジに山積みにされています。


昨晩レジに並んでいると、私の後ろに並んでいた男子学生二人が、この表紙を見ながら次のような会話をしておりました。


甲『おい、北京ではみんなガチで防毒口罩（ガスマスク）してんの？』


乙『ガスマスクはやりすぎだと思うけど、毎日スモッグに覆われていて大変らしいよ。』


甲『なんかスモッグは、ミサイルの照準を狂わせるから、防衛面では有利らしいね（某新聞の記事をふまえて言っている）。』


乙『いやいや、ご冗談を…。』


甲『あっ、果物買うの忘れた！』（二人して果物売り場へ）

二人とも赤ら顔でした。


蛇足になりますが、『南方周末』は真相を抉り出すような取材能力の高さに定評があります。以前某リンゴ携帯の部品などを作っている工場で、飛び降る人が続出した時には、記者をその工場へと潜入させて送り込み、実際に工員として働かせながら、工員の生活の実態を記事にしておりました。


その行動力と事件の背景を追求しようとする姿勢には敬服せざるを得ません。ただ、やりすぎるとお上から色々言われます。


今月１日に起こった、痛ましい事件の背景を明らかにしてくれるのではないかと思います。