上海の片田舎から日常生活(食事・酒・煙草・雑念など)について綴ります。
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卤肉饭(鹵〔滷〕肉飯、Braised Pork Rice) 8元(約134円)
しっくりくる日本語名が思いつきません。豚肉のぶっかけご飯とすると、なんだか余り美味しさを感じられません。この料理は台湾でよく食されるもので、バラ肉など脂身がある部分を醤油・酒・砂糖などの調味料と一緒によく煮込みます。味付けは甘めです。それを煮汁と一緒に白ご飯の上にかけ、青梗菜や卵などをそえます。
料理を食べる時、どなたにも“美味しさの基準となる味”があると思うのですが、私の中ではこの写真の卤肉饭が“この味だ!”とよべる味付けなのです。
少し甘みがある豚そぼろ、それを煮汁(肉汁多め)がたっぷりかかったご飯と一緒にかきこみます。ちょっとした幸せを感じる瞬間です。
ちなみに打包(带走、テイクアウト)すると、↑のように中身の具が青梗菜から人参の細切りに変っていました。こちらも醤油ベースで大蒜(ニンニク)のスライスが入っており、仕事をしたあとが感じられます。たくあんも一切れ入っています。ちょっとした気配りがいいですね。
これを書いてきて、晩ご飯なにを食べようかと思案したのですが、
結局卤肉饭しか思い浮かびませんでした…。