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上海留学覚書

上海の片田舎から日常生活(食事・酒・煙草・雑念など)について綴ります。

学食メシ8(朝食篇)

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学食メシ8(朝食篇)

昼・晩ごはんについてUPしてきましたが、本日は朝ごはんについて紹介します。

家に帰れない哀れな人々のために本日分まで無料チケットが配られているので、免費(無料)でした。

肉包子・菜包子
豆漿(豆乳)
鶏蛋(ゆで卵、正式名称は煮鶏蛋ですが、こちらでは生卵は食べないので、鶏蛋と言えば通じます。)

これは、ごくありふれた朝食です。このほかに油条(中国の長揚げパン、小麦粉を練って棒状にして、油で揚げたもの。)やお粥などがよく食べられています。


蛇足ですが、中国の南北では主食が違います。(南北の境界は淮河・秦嶺山脈のラインです。)南方では米が主食ですが、北方では面食(小麦粉で作った食品の総称、麺類・包子・饅頭・餃子など)が主食です。これは南北の気候が異なることが大きな原因でしょう。

南方は温暖湿潤で稲作が行われるので、米が主食です。

北方は寒冷乾燥で畑作が行われるので、小麦やとうもろこしなどが主食です。


上海は南方ですが、全国から人・モノが集まるので、お粥もあれば麺類・包子・饅頭・餃子・油条などもあるので、南北の朝食が交じり合っている状態かと思います。こちらの朝食は、ご飯・味噌汁・焼き魚という“日本の朝ごはん”と比べれば、軽食の部類に入るでしょう。昼・夜にがっつりと食べるのかもしれません。


味についてですが、面食の本場はやはり北方で、以前北方のある省を旅したときは、毎朝のように油条を食べていました。泊まったホテルは、朝は自助餐(ブュッフェ形式)でしたが、そこの油条は外はカリカリ、中はフワッとしており油臭さもなく、最高でした。


そこの朝食は、フランスパン・コーンフレークなどもあり、やけに綺麗で豪華だなと思いました。


地元の人に聞くと、このホテルは地元の○○が経営しているとのこと(ご想像におまかせします…)。中国の懐の深さを感じた次第です。

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