鸡丝凉面（鶏絲凉面）



 

７元（約118円）

中国の夏には、「冷やし中華」はありません。あるのは、冷面・涼面と呼ばれるものです。冷たくはありません、常温です。凉拌面という言い方もあるので、ほぼ拌面（汁なし面）と同じです。

具材は、鸡丝（ささみ）がメインで、麺の上に多めにのせます。その他には、豆芽（もやし）や黄瓜（きゅうり）をのせます。そして、酢・塩・油などの調味料ほかに、ポイントとなるのがペーストでしょう。

一般的には辣椒酱（唐辛子ペースト）や芝麻酱（胡麻ペースト）、蒜泥（すりつぶしたニンニク）などを混ぜたものをかけてます。

以上の具材やタレをきれいに盛り付けた状態が↑の写真ですが、それを搅拌（まぜる）して食べます。私はまず上の具から食べ始めるので、こちらの友人達からよく“拌一下吧（混ぜろよ。）”と言われます。自分のペースで食べさせてください…。

食堂の鸡丝凉面は、甘めの味付けで、噛み応えのある鶏絲とシャキシャキとしたもやし、モチモチの面と色々な食感が楽しめてよいです。

気に入ったので、次の日も頼むと、

↑のように鸡丝がてんこ盛りで、もう面が見えません。カウンターに置かれている辣椒酱をかけると味にアクセントがついてよいです。ただ、この辣椒酱がいつ作られたのかは分かりません。