今年も今週末からF1サーカスが始まりました。私はマニアではないですが、それこそセナやマンセルが活躍する陰で、リカルド・パトレーゼが堅実な走りをしていた頃から見ています。
あの頃は、古舘氏が解説をしていて、パトレーゼのことを「二百戦錬磨の男」とか、中島悟の粘り強い走りを「納豆走法」などと言っていた時代です古舘氏も今のように小難しいことなど言ってなかったです…。
あれから時は経ち、日本では今年「F1の無料放送が消滅」というニュースを見かけました。つまり、有料のCS放送でのみ観戦可能になってしまったわけです。
では、中国のF1視聴状況はどうかといいますと、すべて無料で視聴可能です。私は乐视网で観ています。これは総合動画サイトのようなもので、映画・音楽などのエンタメからスポーツまで、もちろん直播(生中継)もやっています。昔はよその国の放送を流していたこともありましたが、最近は放映権を獲得し、F1も解説をつけて予選から決勝まで放送してくれます。
解説については、正直に言えば“川井ちゃん”こと川井一仁氏のマニアックすぎる情報などは皆無で、画面に映るレース情況やゴシップネタについてふれる程度ですが、レースを観れるだけでも有り難いと思っています。
ただ、残念なことが一つあるのです。F1中国GP(世界一级方程式锦标赛中国大奖赛)は上海市郊外(上海市嘉定区安亭鎮)の上海奥迪国际赛车场で2004年から毎年開催されているのですが、まだ一度しか行ったことがないのです。
以前は5月中旬にありましたが、今年は4月15日―17日に開催されます。4月・5月は何かと予定が入るので、なかなか行く機会がありません。貴重な機会を逃し続けています…。今年も所用があり行けません。
ちなみに市内からのアクセスですが、地下鉄で行けます。11号線の上海赛车场という駅で降りたらすぐです。ただ、郊外向けの地下鉄は各駅間の距離が長いので、片道1時間半から2時間くらいかかります。ご参考まで。