昨日バスに乗っていたら、通路を挟んで隣の席に若いカップルが座っていました。彼が彼女に一生懸命に何かをしゃべっていたのですが、その言葉はどこかで聞き覚えのあるものだったでよくよく聞いてみると、「あ・い・う・え・お」と日本語の50音を彼女に教えているところでした。
若干たどたどしさはありましたが、発音は結構きれいでした。彼女も若干興味なさげではありましたが、「あ・い・う?…」などと彼に続いて発音していました。
たまにバスのなかで語学の勉強をしている人をみかけます。週末のことが多いのですが、おそらくその日にテストか語学学校に通っているかしているのでしょう。英語・日本語・韓国語などが多いです。
さて、50音が一通り終わると、彼は今度はフレーズを教え始めました。「はじめまして、初次见面的意思!」基本中の基本、挨拶からです。ちゃんと分かってるじゃないかと思いながら盗み聞き聞いていると、次に「おやすみ、晚安的意思!」と言っていました。
なんなんでしょうか、この“すっとばし感”は、、、
はじめましてから、もう寝ちゃうのかと。今後どうかこの“間”を埋める言葉をたくさん話せるようになってほしいなと、勝手ながら思いました。