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上海留学覚書

上海の片田舎から日常生活(食事・酒・煙草・雑念など)について綴ります。

「オタク」的中国語学習法

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コメント

1. はじめまして

こんにちは

ブログ、毎回楽しみに読ませて頂いています。
かじわら商店のブログを書いております梶原と申します。

突然ですが
2月22日19時~
中山公園の「和庭風院」と言うお店で上海ブロガーで集まりませんか?
と言う会を催します。

もしお時間がございましたらお越しになられませんか?
ご興味がございましたらご連絡くださいね。

詳細は下記をご覧ください。
http://ameblo.jp/kajiwarashouten/entry-11773943059.html

よろしくお願いいたします。
shanghaikajiwara@gmail.com

2. お知らせ有難うございます。

梶原様

お誘いいただき恐縮です。当日は所用があり、参加できませんが、
当時の様子をブログでUPして頂ければと存じます。楽しみにいたしております。

ただいまコメントを受けつけておりません。

「オタク」的中国語学習法


すでに中国語がペラペラな方、アクティブな方、コミュ力の高い方は、これを読んでも哀れな気持ちしか湧いてこないと思うので、
読まないほうが賢明かと思いますが、極私的な勉強方法を記しておきたいと思います。


まずタイトルにある「オタク」ですが、これは中国語の宅男/宅女という意味で使っています。日本でいう趣味の世界にのめりこむ“マニアな人々”と少し意味が異なります。宅男/宅女とは、家で過ごすことを好む男性/女性、言葉を変えればインドア派を指します。ただ、結果的にマニアックな世界に入り込むのは同じかもしれません。


語学学習、とくに会話能力でインドア派アウトドア派にはやはり差が出ます。外へ出て現地の人々と接する機会が多ければ多いほど、地道(=ネイティブ)な言葉に接することができますし、会話することに慣れることも出来るわけです。


お察しのとおり、私は典型的なインドア派なので、会話能力の面でまだまだ向上できる余地を残しています…。新HSK6級は持っています。以前に比べると、中国語を話すことに積極的になってはいますが、やはりアウトドア派にはなりきれないので、どうやって会話能力をUPさせていこうかと色々と考えてきました。

以下に、私の卑見と実践している学習法について書きたいと思います。

今回は面白みも話のオチもありません。

まず心得としては、上手くなりたいという願望を持ち続けることだと思います。

我々にとって、中国語は非母語ですからネイティブにはなれません。しかし、少しでも近づく努力をするのが大切であると思います。それと、話を分かってもらうことを優先するというのがあります。これは、インドア派ならではかもしれませんが、怕说错(言い間違いを恐れる)”とか、上手く話せないから黙っておくなど、自分で作った“壁”が立ち塞がっています。


しかし、いくら相手の話を理解していても、話さなければコミュニケーションは成立しません。一度間違えに気づいて、恥ずかしい思いをしたとしても、忘れなければ次から正確な言い方が出来るわけですから、間違うことはおおいに結構なことだと思います。


また、こちらの方々は、外国人の話す中国語に寛容で、間違いを訂正してくれたり、ゆっくり話してくれたりする方が多いです。もちろんそうでない方も…。


次に、具体的な学習法です(発声や会話について書きます)。

听写(ディクテーション、書き取り)でレベルを維持

まずテキストについているCDに録音された音声を2回集中して聴いて、内容を理解します。次に、音声を聴きながらシャドーイング(音声に続けて自分も発音)します。これも二回です。その後、音声を聴きながらノートに書き取ります。フレーズや区切りのいい箇所で止めては書き取ります。聞き取れなかった箇所は、テキストを見て加筆・訂正し、発音や意味もテキストや辞書を用いて調べます。そのあと、もう一度発音練習をします。


30分もあれば出来ますが、この方法はトロイヤ遺跡の発掘や『古代への情熱』で有名なシュリーマン(18ヶ国語を独学でマスター)の学習方法のパクリです。ある英語学習のテキストに紹介されてあったのを、そのまま中国語学習に転用してみました。効果があるかどうかは、、、語学能力の維持は出来ていると思います。


実は、上記の方法の後に、私は携帯の録音機能を使ってテキストを音読する自分の声を録音しています。
ナルシストなわけじゃなく、初めは非常に勇気がいりましたが、実際に聞いてみると、自分の発音の弱点がよく分かるのです。発音の間違いや自分でははっきりと発声しているつもりが、聞き取りづらかったりするので、自分でもう一度発声練習をします。


自ら人を招く

部屋にいることが多いので、話す機会も会う人にも限りがあります。ということで、話す機会をもうけるために、人を自室に呼ぶというシンプルなものです。私の場合は、友人少ないですがを呼ぶ以外に、家庭教師に自室で教えてもらっています。家庭教師といっても、同じ学校の学生ですので、色々と共通の話題もあって、話はしやすいです。


基本的には週に一回ですが、発音矯正や言い回しの確認(より“普通な”話し方)をしてもらいながら、中国語での議論を行っています。議論というと聞こえはいいですが、時事問題について意見交換をしたりする程度で、私は学術的な討論を目指しているのでまだまだです。


それと、これは個人的見解ですが、互いの言語を教えあう相互学習は、純粋に中国語のレベル向上を目的としているならば、好ましい学習法だとは思いません。なぜなら、こちらも日本語を教えるという“負担”がかかるからです。何度か試したことはありますが、いい経験にはなりましたが、交流がメインになり、中国語学習に集中できたわけではありませんでした。


話し声に聞き耳を立てる

これは自室では当然できません。自室でやれば隣室の声を聴くただの盗聴だけです。地下鉄やバスに乗っているときに、こちらの人々の日常会話を聞いて、言い回しを覚えるということです。


日常会話というのは、教科書的な中国語と違って“生”の言葉ですから、なかなか聞き取りづらいのですが、耳が慣れてくれば何を話しているか分かるので、なかなか面白いです。ただ、地元の人同士は上海語ですから、少ししか理解できません。たまに日本について色々と文句を言っている人もいます。目の前に日本人がいるのですが…。


中国語が上手い人から刺激を受ける。

非母語にもかかわらず、上手い方は大勢います。よく日本から先生方が講演をしに来られるのですが、普通に中国語を使って話し、質疑応答もこなされる姿をみると、俄然やる気がでます。おそらく場数を踏めば、大勢の前で話すことに慣れてくるのだと思いますが、私はまだまだ経験不足です。ただ、常に他人の話す中国語に注意して、その言い回しについて学ぶということも、一つの学習法かもしれません。


長々と書いてきましたが、一ついえるのは語学学習は“学无止境(学ぶことに終わりはない。)”ということです。上手くなりたいという思いを抱き続けることができれば、それが自然と語学学習という実践に繋がるのではないかと思います。


ということで、私はもっと上手くなりたいので、インドア派ながらよりアクティブな交流を求めて行きたいと思います。



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