昨日（16日）久しぶりに市内へ買い物に行きました。市内といっても片田舎から人民公園や中山公園や古北などへは遠いので、副都心といわれる某1号線・5号線の発着駅付近の複合施設に行きました。


日曜の午後でしたから、だいぶ込んでいました。目についたのは、オシャレな格好をして闊歩する人々です。彼らは原色系を好む傾向があるので、見た目は派手で、それがスラッとした体型と相まって余計オシャレに見えるのでしょう。老若男女、思い思いの格好をしてアーバンライフを楽しんでいるようです。


ファッションにお金をかけるということは、ある程度の収入があるということでしょう。そして、よりオシャレなものを着ようという意識の高まりもあると思います。ここ数年の出来事ではないでしょうか。以前と比べると以前はだいぶ野暮な格好している人が多かったですが、もう劇的な変化が起きているといってよいでしょう。ただ、これはあくまで、上海の副都心にあつまってきた人々の日常です。


そんなことを思いながら、彼らの身なりを整えるのに一役買っている、优衣库（ユニクロ）へ。レジの前には長い列ができていました。みなフリースやらヒートテックなどを手にしています。冬支度ということでしょうか。店内は人で溢れ、商品が陳列された棚は、きちん畳んでもとに戻さないお客のせいで、散乱しております。店員さんも懸命に服をきれにたたみ直していますがその側から客がきちんと畳まずに棚に戻しています。


ジャケットを購入予定でしたが、店内になく、結局『ZARA』で予算を200元オーバーしながらジャケットを購入しました。その後、地下にある某仏スーパーで買い物をしていると、店内に流れる音楽から「メリークリスマス」なる単語が聞こえてきました。もうそんな時期かと思いましたが、これはお客を年末商戦に巻き込むための巧妙な洗脳なのかもしれないなとも感じました。


某仏スーパーも人でいっぱいです。大きなショッピングカートに子供を乗せ（つまり子供はかごの中に入っている）、みなたくさんの商品を購入しているようです。小さい子供を歩かせるのは大変なのは分かりますが、子供は商品じゃないんだから、せめてカートの端についているチャイルドシートに乗せるべきで、乗り切らない子供であれば歩かせたほうが良いと思うのですが..。


また、店内では促進販売のブースが作られ、様々な商品が売られております。あるブースでは、若いお姉さんがヘソ出し＆胸の谷間を強調した水着で何かを売っていました。おじさんたちが自分の奥さんの目を盗んで、携帯でお姉さんを撮っている姿が印象的でした。私も2度ほどお姉さんの前を通りましたが、直視しづらかったです。


買い物も終わり、モールの入り口付近で一服しながら、行き交う人々を眺め、やはり彼らの生活の変わりようはすごいもんだと思いました。具体的にどのように変わったかといわれると回答が難しいですが、少なくとも外見はずいぶんオシャレになっていると感じます。また、副都心のモールにも高級ブランド店があり、“一体誰が買うんだ？”とも思いますが、店内にはそこそこ客もいるようですから、商売が成り立っているのでしょう。


ただやはり、“彼ら”なんですね、“我々”ではなく。こうして、街頭に立ってぼんやりと行き交う人々をみるだけでも、異邦人としての自分を認識できる良い機会になります。帰りの電車では、周りを3組のカップルに囲まれ、これまた疎外感を覚えました。。。


（ビールと紹興酒）
昨日は休みだったので、すこしお酒をと思い、


青岛啤酒经典9度（6.5元・約123円）



西塘花雕（14.50元・約275円）を購入し、日本のテレビ番組をみながらお酒を楽しみました。


ビールほうは余り見かけない種類でした。度数が高いのでその分濃厚な味わいで、酔いも早くまわります。日本的に言えば、『青島ストロング』となるでしょうか。西塘はお気に入りの銘柄ですが、今回はいつも飲んでる5年ものではなく、6年ものを購入しました。美味しいのですが、味が強調されすぎている気がしました。やはり西塘5年ものが個人的には口にあうなという感じでした。



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拙文をご覧頂き誠に有難うございました。更新が随分滞ってしまいましたが、その分ネタもだいぶたまっているので、今後は最低でも週に一度は更新していこうと思っています。具体的なネタとしては、試験に出ない中国語、上海の基礎知識（番外篇）、“なぜ道にゴミを捨てるのか？”（中国人における公的空間と私的空間）、学食メシ、脱力ネタなどを準備しています。今後とも宜しくお願いいたします。