外出先で見かけた“上海市烟花爆竹指定销售点”（上海市指定の花火・爆竹販売所）
近頃の大気汚染の影響で、春節の花火や爆竹（鞭炮ともいいます。）を自粛するよう
勧告が行われています。

『解放伝媒i-news』によると、今年の販売量は昨年の3分の2で、販売所の数も1314と、昨年（1600）より2割減とのこと。あくまでも勧告ですので、強制力はありません。

春節を祝うために花火を打ち上げたり爆竹を鳴らす様子は、大変壮観で一見の価値があるのですが、特定の時間に一斉に行うと、、、


 


去年の春節は2月10日でしたが、9日の19：00くらいから、徐々に数値が上昇し始め、24：00を過ぎたあたりから、一気に上昇しております。縦のグラフは0－600までとなっていますが、一応最高値は500までとされており、それを越えると“爆表”（測定不能）と言われています。

大気汚染の主要な原因は、車両の排気ガスや工場の煤煙とその滞留とされていますが、このグラフからすると、花火や爆竹の煙でも一時的に大気が汚染状態になるのですね。さて、今年はどうなるでしょうか。前年とさほど変らないのではないかと思います。