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上海留学覚書

上海の片田舎から日常生活(食事・酒・煙草・雑念など)について綴ります。

“ザリガニ、お好きなんですか?”


先日、所用があり郊外の某168に二泊しました。部屋に入ってすぐかかってくる桃色電話(マッサージのお誘い)や、ドアの下から一晩で8枚くらい差し込まれる桃色カード(やはりマッサージのお誘い)を気にしなければ、片田舎なので比較的静かで快適です。

用件の準備などで、二日間余り眠れないまま、早朝チェックアウトをしに一階のカウンターに行くと、


客「
この価格間違ってるわよ、278元じゃなくて248元のはずよ!」

従業員「いえ、278元です。割引はありません。」

客「昨日、白い服を着た女性が、私にはっきり言ったの、間違いない!」

従業員「私はその女性従業員が誰か、分かりません。」


などと禅問答が繰り広げられており、私も朝からウンザリ急いでいるので、眠そうな顔でカウンターに出てきたお姉さんに、部屋のカードを速攻で渡して手続きをしてもらいました。

8時から用事があったのですが、時計をみると7時15分くらいで、徒歩→地下鉄→バスよりは、多少混んでいてもタクシーが便利だと思い、ホテル前から流しのタクシーに乗車しました。

私はタクシーに乗ると、いつも確認することがあります。それは、助手席の前に置かれているタクシー運転手のプレートです。これは本人の顔写真と番号が書かれているのですが、その下に星级(星の数で表された等級)がついています。

ほとんど場合星なしですが、たまに1つか2つ、まれに3つの場合があります。3つの星をもつ司机(運転手)の運転は、それ以下の等級の方々とやはり違います。スムーズですし、目的地に着く直前で清算ボタン押してくれるなど、お客様のことを考えております。

この星级は星五つが最高のグレードなのですが、以前、運よく星五つのタクシーに乗ったことがあります。同じタクシーでこうも違うのかと思いました。別にお客に話しかけるわけではありませんが、やさしい運転で快適なのです。唾を吐いたり、割り込んだり、割り込んできた車に罵声を浴びせたり、煙草を勧めてきたり、私用電話をしたり、私用電話の内容を話してきたり(“妻がギャンブル狂で困っている”など)は一切しません。


その運転手(中年女性でした)に「どうやったら5つ星になれるのか?」を聞いてみたところ、豊富な乗車経験と学科試験、そして外国語の試験(英語)をパスする必要があるとのことでした。このような条件をクリアする人は、上海のタクシードライバーのなかでもほんの一握りだそうです。


閑話休題、早朝に乗ったタクシーは、星ゼロでしたが、その運転手の番号と写真が貼られたプレート、その傍らに、ある物体がいました。私にはおそろしく場違いなものにみえましたが、一応写真に収めました。





なんで?しかも足は電動でウネウネと動いていました。


“司机,您喜欢小龙虾吗?”


「運転手さん、ザリガニがお好きなんですか?」

正直、聞いてみたかったです。ただ、この質問はおそらく中国では「ザリガニを食べることが好き。」かどうかを聞くものであって、決して宠物ペット)としてのザリガニが好きという意味ではないと思います。

鼻歌をうたいながら、瓜子(向日葵の種)をぽりぽり噛む運転手のおじさん、ザリガニのオブジェは、おそらく彼の日常の一部なのでしょう。私にとってはあまりにシュールすぎで、残念ながら聞けませんでした。。。


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