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上海留学覚書

上海の片田舎から日常生活(食事・酒・煙草・雑念など)について綴ります。

上海を歩く2(黄道婆墓)

今回は“黄道婆墓”についてご紹介します。前回に続いて黄道婆に関する史跡です。

まずは基本情報です。

“黄道婆墓”
場所:華涇鎮東湾村13号(元烏泥涇鎮、龍呉路×徐梅路)
概要:墓は南向きで、敷地は1000㎡余りあり、牌坊(石制のやぐら門、上に扁額を掲げる。)・甬道(両側を塀で囲み、外から見えないようにした道)・墓穴(実際は墓碣〔円形で墓印の石〕)からなっている。
交通アクセス:公共バス26・920・926など(“徐浦大橋”下車、南方に向かって2、3分歩くと、案内版〔↓に写真あり〕が見えます。)
開放時間:8:30-16:30(入場は16:00まで)
入場無料


”徐浦大橋”でバスを下りて、南(郊外方向)に行くと、看板が見えてきます。


龍呉路×徐梅路の交差点、これを⇒です。


交差点を右に曲がると、“徐梅路”の案内板があります。



交差点から400mのはずですが…



歩きます。着く気配なし、ある気配なし。



消火栓以外、ほぼ変らぬ風景。目的地へ歩くことの醍醐味は、本当に着くか分からない“不安感”や“ドキドキ感”にあると思います。こちらでは、区画整理が毎年のように進み、毎年地図を買っておかないと、前の地図にはなかった知らない通り出現して困ったりします。



やっと“らしい”建物が見えてきました。



到着です。



この場所にいつから墓があったかは不明ですが、現代に入ってからでは、1957年に再建され石碑が建てられたようです。



この墓碑は1960年に立てられたようです。説話を後世へ伝承するさいに、“物”があるとその説話は残りやすくなります。後代の人々がその説話の存在を信じ、その説話が伝承されてきたことも信じるからです。



入り口から右手に行くと、記念館があります。
中に入ると、中庭に椅子を出して新聞を読んでいた暇を持て余していた管理人のおじさんが声をかけてくれて、記念館の電気をつけてくれました。



館内はこのような感じです。



館内写真2(関連書籍)



館内写真3(綿布業が盛んだった鎮の分布図。)



館内写真4(黄道婆について詠った作品)

館内は清潔で睡眠休憩をしている管理人もおらず、展示品も豊富で黄道婆について知ることができる内容になっています。ただ、“黄母祠”に行った後だったので、ずいぶん既視感を覚えました。内容がかぶりすぎです。

観覧したあとで、管理人のお話を聞いたのですが、とても丁寧に黄道婆について説明してもらいました。学生が休暇中なのでよく来るよと言っておりました。実は、地元の人々が黄道婆についてどういう印象をもっているのかを聞きたかったのですが、未遂に終わりました…。

最後に、今でも伝わる黄道婆の民謡をどうぞ。

黄婆婆 黄婆婆    黄ばあさん 黄ばあさん

教我纱       糸のつむぎかた 教えておくれ

教我布       布の織りかた  教えておくれ

两只筒子  两匹布  二本の筒に   二匹の布


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