大学では、卒業シーズンに突入しました。今月中旬から末に卒業式が行われますが、卒業前の一大イベント、それが答辯なわけですが、昨日同じ研究分野の学生の答辯を聞きに行きました。
答辯とは、日本でいう口頭試問で、学生が卒業論文(学士・修士・博士)の要点について15-20分説明したあと、5名程度の先生方で構成される答辯委員会による試問が行われます。
答辯は学位授与を最終的に確定させる重要なプロセスですから、一応緊張感がはりつめています。しかし、答辯を聞きに来る学生達は玩手机(携帯を弄って)全く話を聴いていなかったり、先生方も忙しいらしく、しきりに電話に出るために中座したりします。
私が答辯を聞きに行く理由は、同じ研究分野の学生がどのような研究をしているのかという興味と、先生方がどのような意見を述べるのか(これが一番勉強になります)、そして先生方への近況報告をするためです。
今回も研究面で得るものが多かったですが、それ以外では、知り合いの教授が長らく使っていたパイロットの万年筆が液漏れしてるので、夏に日本の学会に行く際、新しいのを買いたいから案内して欲しいとか、美人学生が今度日本に旅行に行くから色々と教えて欲しいとか、日本関係の話が多かったです…。私も美人学生と一緒にゆっくり旅行したいですが、色々と雑用を押し付けられて時間がありません…。