最近、河南省のある中学校の女教師が、次のような辞职信(辞職届)を出して受理されたそうです。
“世界那麼大、我想去看看。”
意訳:世界は広い、自分の眼で見てみたい。
この言葉は、ネット上で走红(盛んに取り上げられる)状態で、
“世界那么大,先上(ネットショップの名前)看看!”(ネットショッピングの広告)とか、上联:世界那么大,我想去看看;下联:钱包那么小,谁都走不了(財布の中身は寂しいから、誰も世界旅行なんて出来ない);横批:好好上班(仕事頑張ろう)などと、勝手に詩句を作る人も出てきております。
なかでも興味深かったのが、“世界那麼大、我想去看看。”という言葉に対するコメントです。
“有的人只读懂了字面,其实这位教师的内心深处是看不到**教育和教育者的希望!”
意訳:字面の意味しか理解してない人がいるけど、この先生には**の教育や教育者に希望が見いだせないという気持ちがあるんだ。
なかなか鋭い指摘ですね。このように理解すると、この先生は「閉ざされた世界」から、飛び出したかったとも考えられます。
ちなみに、当事者である元教師ですが、鳳凰網の記事によると、まだ鄭州(河南省の省都)から出ていないし、これから何をするかも決めてない、とりあえず静かに暮らしたいと、インタビューに答えているようです。
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