「来週の日曜日、何も言わずに空けといてね。」お世話になっている先輩(♀)から突然言われました。
「相亲よ、相亲。フフフ」と隣で聞いていた知り合いの中国美女が、私にささやきました。
どうやらお二人には共通の友人がいて、その友人の仕事上の後輩が男性を紹介して欲しいという話でした。当日、地元で有名なレストランで会食をしました。普通の食事会のような雰囲気でしたので、そこまで気を遣うこともありませんでした。
ドレスを着た美しい女性、、、は先方の紹介役の女性でした。実際のお見合いの相手(?)は、可愛らしい方で、どちらかと言えばおとなしい感じの方でした。食事会はつつがなく終了し、帰りの車内で、先輩から「どうだった?」と聞かれたので、「良い感じの人でしたね。」と答えると、「じゃぁ、あんたもっと積極的になりなさいよ。もう子供じゃないんだから……」などと言われ説教されました。
そう言ってくれるだけでも、とても有り難いことですね。正直に言えば、今回の相手の方は良い感じの人だとは思いました。これは嘘ではないです。
ただ、、、その服装が、、、重要的事情要说三遍、
なんでヨレヨレのキャラクターTシャツなんだ!
なんでヨレヨレのキャラクターTシャツなんだ!
なんでヨレヨレのキャラクターTシャツなんだ!
ありのままの私を見てということなのでしょうか…。TPOに合わせたそれなりの服装というものがあるんじゃないか、と思いました。まぁ、世の中色んな人がいますから、それでもいいんだと思います。
でも、私にはこれ以上仲良くなるのは難しかったです。そんなモヤモヤとした感じのまま帰りの電車に乗っていると、その方から微信で友人申請が来ていました。どうしたものかと、寮の管理人をしている阿姨に聞いてみると、
「その気がないんなら、無視しなさい。その方が相手も(こちらの考えが)はっきりと分かるから。」
とニヤニヤしながら話してくれました。分かりやすくて良いですね。ただお見合いはやはりなかなか難しいなと思ったので、以降は「自分で探すので大丈夫です。」と断るようにしています。こんなことだから单身狗(独身男性の卑称)のままなんでしょう。