先日、学内で行っている研究会に上海人の女学生がやって来ました。可愛らしい、それでいて聡明さを感じさせます(勉強できます感が出ている)。
その学生は二回目の参加で、前回の研究会の際、私の事を日本人として認識したようで、教室に入って私の姿を見るなり、笑顔でペコリとお辞儀をしてきました。
率直に言えば嬉しいです、可愛い笑顔で(私のようなつまらない人間に対して)お辞儀してくれるなんて。彼女にとって、日本人は人と会う時お辞儀をする人々として映っているのか、あるいは彼女のお辞儀は日本人に対しての礼儀なのか分かりませんが、こちらの人はお辞儀をする習慣が皆無なだけに、お辞儀をする彼女の姿が新鮮にみえました。
イメージというのは、あくまでイメージであって、必ずしも現実そのものを表しているとは限りませんが、日本人のイメージというのは、過去の事や政治を抜きにすれば、“懂礼貌”(礼儀正しい)、“爱干净”(きれい好き)といったイメージで捉えられています。
先日、今住んでいる宿舎を管理する老师(管理者、♀)と立ち話をしていた時、
「この前○○国から来た人の部屋に入ったんだけど、汚い、汚い、もう大変!なんでそんなに散らかすんだっていう感じよ。・・・私ね、あなたの部屋に入らなくても分かるの、部屋きれいにしてるでしょ。だって、あなた日本人だから。」と言っていました。
イメージって大事だなと思いました。その“美しいイメージ”を壊さないよう、部屋の整理整頓を心がけたいと思います。